一言で国公立大学を目指すといっても、どこの大学を目指すのか、どの学部を目指すのかによって、その難易度は変わってきますよね。国公立大学は私立大学よりも学費が安いのが魅力ですが、だからといって、自分の偏差値に見合っているから、模試での判定がよかったから、そんな理由で志望校を選んでしまっては、卒業後に後悔することにもなりかねません。ただ、漠然と「まだ就職するのは嫌だから大学へ行こうかな」とか、「周囲の友人達はみんな大学に進学するし、親も勧めるから大学に進学しよう」なんて思っていたら危険です。就職氷河期といわれて久しい昨今では、たとえ、国公立大学を卒業していても、就職が決まらず、就職浪人やフリーターになってしまう人も少なくありません。就職活動に直面してから、自分が本当にやりたいのがどんなことなのかを真剣に考えても、選択肢は非常に狭くなってしまっています。なぜなら、職業の中には、特定の大学や学科を卒業していなければ、その職業に就く機会が得られないものも多いのです。また、難易度の高い資格の取得が必要なこともあります。つまり、将来、自分がどんな職業に就きたいのか、どうやって生活の糧を得て生きていきたいのかをできるだけ早く真剣に考えて目標を設定した方が、それを実現できる可能性が高くなるわけです。将来、福祉系の仕事に就きたいなら、福祉系の学部に進学することが必要ですし、医療系の仕事に就きたいなら医学部や薬学部への進学が必要でしょう。もしくは、国公立大学を目指すのではなく、看護学校を目指す方がいいのかもしれません。いずれにしても、自分の将来像についてよく考えることが大切です。